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福岡・北九州のマンション購入される方、マンション管理組合へのコンサルタント

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2017年09月


2017年09月19日

マンション管理士の独り言・・・851

マンション管理士の独り言・・・851

「快適な住まい」

10月12日に戸畑の公民館で「快適な住まい」との演目で2時間講演をしなくちゃなりません。
「マンション購入セミナー」や「マンション管理組合セミナー」「マンショントラブル防止法」など分譲マンションに関する事なら、今すぐに一日中でも話せるほど話題には尽きませんが、一戸建てや賃貸アパートを含む「住まい」についてとなると、勉強が必要です。
つぶやき主は、学校卒業後パナホームに約11年勤めていて、その間約60棟の注文住宅を契約しました。その後日鉄ライフ(→新日鉄都市開発→新日鉄興和不動産)に勤務し、そこでは主としてマンション販売~販売センター長を勤めましたが、建売住宅なども10棟くらい販売しています。
「住まい」に関しての仕事を、もう35年くらいやっているベテランです。

「快適」ということについて考えています。
「快適」というのはあくまでその人の心の持ちようであって、自分には「快適」であっても、他人にとっては「快適」ではないということもあります。
お酒を飲んでいる二人がいます。
傍から見れば美味しそうに和気あいあいの宴に見えます。
ところが一方はベラベラと喋りっぱなし。もう一人は黙って聞いている。なんていう場合は、一方的に話している方は“全部話せて気分が晴れた!いい酒だった”って感じでしょうが、話(=愚痴)を聞かされた方は、たまったものではありません。
“なんで金出してお前の愚痴を延々と聞かされなきゃならないんだ。不味い酒だった”です。

本人は“いい歌だ。リラックスできる”と思っている歌でも他人からすれば騒音以外の何物でもないという場合だってよくあります。

2017年09月14日

マンション管理士の独り言・・・850

マンション管理士の独り言・・・850

「古紙回収」

つぶやき主がお世話している管理組合さんでは、どこも古紙回収を行っています。
そのマンション単独で行っているところや、町内会単位で行っているところもあります。
北九州市では、古紙回収について1キロあたり7円の奨励金が交付されます。
自治会として登録すれば、その上部団体には更に2円が上乗せされ、この2円は上部団体に交付されます。
古紙のほかに雑カミ、段ボール、古着まで引き取ってもらえます。
下関市でも古紙回収については奨励金が交付されますが、こちらはキロ当たり5円なので、北九州市の方が手厚い待遇になっています。

もう8年以上お世話している北区の管理組合さんでは年間6万円くらいの奨励金が交付されています。
そのまま新しく立ち上げた子供会活動に充当し、そのおかげもあって活発な活動が行われています。
以前3年ばかりお世話させていただいた2つの管理組合でも古紙回収を実施し、そんなに大きな額ではありませんが管理組合の収入となっています。

今年度からお世話している門司の2つの管理組合でも10月から古紙回収が始まります。
そのうちの一つでは、電子ブレーカーを導入し、さらに共用部分の電力は新出光からの供給に変えましたので、かなりの管理費削減に結び付いています。
古紙回収による収入と電子ブレーカーや共用部分電力の供給先変更により支出が抑えられ、つぶやき主の顧問料くらいはまかなえています。

2017年09月07日

マンション管理士の独り言・・・849

マンション管理士の独り言・・・849

「周辺環境の説明」

マンション売主は購入者に対し売買契約前までに宅建業法により定められた重要事項説明を行わなければなりません。
説明しなければいけない事項は宅建業法により定められていますが、その他にこのマンションに住んでいただくについて予め説明しておいた方がいいと思われる事柄についても説明を行います。
周辺環境がまさにそれで、業法では説明義務はないものの、購入者にとってはとても重要なことなので出来るだけ多くの情報を購入者に説明しようとする売主さんと、「知らせちゃうと買わないっていいだすかも知れないので黙っておこう」と考える売主さんがあります。
この辺りがいわばその売主さんの企業としての品格です。

こんなことまで重要事項説明で説明している売主さんもあるんだってことを知っていただくために、一例をご紹介します。
はるばる長崎まで内覧会へ同行してきた物件です。大和ハウスさんのプレミストシリーズです。
[マンション周辺の施設について]として、
①マンション敷地の西側隣接地にトヨタレンタリースがあり、車両の出入り、洗車、メンテナンス等に伴う騒音などが発生する場合があります。
②マンション敷地東側に親和銀行があり、来客や車両の出入りがあります。
③マンション北側40mに「ガスト」があり、(年中無休 営業時間午前8時~午前2時)調理による臭気や車両や人の出入りがあります。
④マンション北側20mにデイリーショップ山崎(24時間営業 年中無休)があり車や来客の出入りがあります。
⑤マンション西側120mに長崎消防署松ヶ枝出張所があり、南西320mに警察署があるので、緊急車両の出入りや周辺走行時に騒音が発生する場合があります。

2017年09月04日

マンション管理士の独り言・・・848

マンション管理士の独り言・・・848

「マンション管理士じゃ成り立たないっしょ」

先日、ビルの補修工事をやっている業者さんと飲む機会がありました。
その業者さんは賃貸マンションのほか、分譲マンションの大規模修繕工事も手掛けているとのことでした。
つぶやき主がマンション管理士業専業でやっているという事を聞いて、開口一番「マンション管理士じゃ成り立たないっしょ」です。
「不動産業がメインで、マンション管理士業はサブなんでしょう?」「いいえ、不動産業は今年になって廃業しました。今はマンション管理士業1本でやっています」
その回答を聞いての発言がダメ押しの「マンション管理士じゃ成り立たないっしょ」です。

その業者さん曰く、「分譲マンションの理事長さんは、1年交代で、それゆえに当事者意識が希薄で、できるだけお金は使わずに、次の理事長へ引き継ぐことに重きを置いている方が多いような気がしますよ」「自分のお金だったら使うのに、皆で積み立てたお金を使う事には躊躇する人が多い気がしますよ」
更に追い打ちをかけて、「お金を出してまでマンション管理士さんを雇わないっしょ。管理会社に聞けばいいし、公的な相談場所もあるっしょ」です。

マンションの事をよく知っている人の言葉だけに、また当たっているだけに辛い。

しかしその後、言葉を継いで、「でもマンション管理士さんは必要な存在ですよ。いろんな方が住んでいる分譲マンションの管理運営を順番性の理事会で出来るわけないですよ」
「将来必ず、ニーズが出てきますよ。ソート―将来ですけど」



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