「マンション総合調査から・・・その③」
今回はマンション購入時に、入居後の管理について考慮したかどうかについてつぶやきます。
管理についてかなり考慮した人+やや考慮した人
平成6年~平成11年までにマンション購入した人は、34,5%
~平成16年 〃 36%
~平成17年以降 46,4%
です。
設備・仕様・耐震性・防犯性・立地・環境・価格・間取りなどマンションのハードの部分については皆さんじっくり検討するのでしょうが、入居後の管理については、今まではあまり関心がなかったようです。
しかし、「永住するつもり」でマンション購入する人の割合が50%近くなっている昨今、管理面にも目が向いてくるのは当然のことですよね。
購入時に管理規約をじっくり読んだ+大まかに読んだ
平成6年~平成11年までにマンション購入した人 49,2%
~平成16年 50,8%
~平成17年以降 58,5%
です。
この2つのデータからも、マンション購入時には、今までのハードな部分については勿論、入居後の管理についての関心が高まっていることが見て取れます。
特にしっかりした管理を行うための基本となる管理規約の重要性についての認識が高まっている事は喜ばしい事です。
今後はもっとこの数字は上がって行くと考えます。
ただ残念な事に、管理規約をじっくり読んでも、それが区分所有法や標準管理規約と比べてどうなのか、或いは他のマンションの管理規約と比べてどこが異なるのか、更に言えば売主や管理会社、1部の組合員に一方的に有利な項目が入っていないかなどは、失礼ながら素人の方にはわからないと思います。
弊社の内覧会同行はこれら管理規約や長期修繕計画、重要事項説明書など重要書類の検証を無料で行っています。
そのために内覧会前にご来社いただき2時間くらいかけてじっくりとそれら重要書類の説明を差し上げています。
その時異口同音に、「購入する前に聞いておけば良かった」と言われます。
また、「1から始めるマンション購入講座」をやろうかなと考えていま