マンション管理士の独り言・・・33

☁ ❄ 2009年1月14日(水) ☁ ❄
前回は「管理規約を読もう」というテーマでつぶやきました。
今回は、管理規約は読んだよ、という前提でお話しします。
それでは、行われている管理組合活動は、管理規約に沿っていますか?
管理規約に定められた事と異なる対応をしている管理組合をよく見かけます。
実例をあげれば、
1、規約には、年度を1月1日~12月31日までとしているのに、実際は4月1日~翌年3月31日までを単位年度としている
2、規約には、駐車場使用料を修繕積立金に充当するとしているのに、実際は管理費に回している
3、規約には、専有部分を譲渡すれば、駐車場使用権もなくなり、管理組合に返還するとあるのに、実際は譲受人にそのまま貸与している
4、規約には、なぜか監査を置くと規定していないのに、実際は監査を置いている
5、規約には、総会議事録に署名捺印するのは議長以下2名の総会に出席したものとあるのに、実際は総会に参加していない人の署名捺印で済ませている   などなどです。
前回も述べたとおり、管理規約はマンションの最高規範です。
これは判例でも確定しています。
もし、規約に規定していることが実際とは異なっている場合は、規約通りにしなければな
りません。
反対に、実際の方を優先させるならば、規約改正手続きを行う必要があります。
上記の例の4などは実際の方(監事を置く)を優先させるべきです。
ちなみに規約改正は3/4以上の賛成が必要(特別決議)です。
規約と実際とが異なっている場合はどちらかに統一する必要がありますよ。