マンション管理士の独り言・・・645

「エントランスが暗い」

「エントランスが暗い。点灯時間が夕方は遅すぎるし、朝はまだ廻りが暗いうちにきれる。何とかしてくれ。」って組合員からのご要望です。
センサーが付いていますので、点灯時間を30分早め、消灯時間を30分遅くするなんて簡単に出来ちゃいます。
通常は、センサーを冬至、夏至などと緯度、経度などを計算しそこから日没時間を割り出し、日没時に自動点灯するようにセットしています。というか、優れもののセンサーが自動計算してセットしちゃいます。
それを30分早めようが遅くしようが、何て事ない作業です。

ところがそう簡単にはいかないのがマンションです。
30分早めると、必ず「まだ明るいうちから点灯してる。昼行燈みたい。無駄な電気代出さないように経費削減しなきゃ」という意見が出されます。
それにとどまらず、「夜間でも全部の照明点いていて明るすぎるのも考えもの。照明器具2~3か所から1本づつ間引いてよ。深夜はもっと間引いてもイイよ。経費削減になるっしょ」という正反対の意見だって出されます。
理事会で検討します。こんな場合多くの理事会では、“現状通り”って答えを出しちゃいます。
「もっと早く明るくしてくれ派」からしても、「明るすぎるからもっと暗くていいよ派」のどちらから見ても不満の残る回答ですが、仕方ないってところです。

管理人さんの勤務形態だって同じです。
「9:00~18:00の勤務時間じゃ長すぎる。短縮してその分経費を削減しよう」っていうご意見と、「少々お金がかかってもイイから防犯上夜間にこそ管理人さんがいるべきだ。」っていうご意見とが出されます。
アンケートを取って、組合員さんのご意見を聞くってことになりますけど、現状で良いって形に落ち着く場合がほとんどです。
「勤務時間延長派」からしても「経費削減派」から見ても不満が残る回答になります。

照明の点灯時間や管理員さんの勤務時間にしたって、相対する意見が出るのは当たり前です。
イイor悪い、好きor嫌い、と言うわかりやすい判断基準ではなくて、その人の考え方によって意見が違うものです。
防犯性に重きを置くか?それとも経済性に重きを置くか?というように判断基準が全く異なるものです。
どちらの主張も正しいし、間違っていません。

何てことないような、こんな問題が理事会さんにとってとても難題です。

世間様はゴールデンウィークのようです。
毎年この時期、何にもすることがありません。
昨日は近くの公園でキャッチボールをしました。オッサン2人でピッチャーとキャッチャーです。ラーメン屋にもお客さん多いし・・・。