マンション管理士の独り言・・・1065

マンション管理士の独り言・・・1065

「福屋建設さん」

市内マンションの施工のほとんどは福屋建設さんが請け負っています。
門司港の大平山のすぐそばに本社のある会社さんです。
今でこそ、川口建設さん、大島組さん、若築建設さん等がチラホラしていますが、それでも、市内でのシェアは60%を超えているのではないでしょうか。
ずっと昔からそうのようです。
築40年のマンションの竣工図書に「施工 福屋建設」ってあるのには驚きました。

設計会社さんの方は、黒田さんとこのブラックステューディオさん、アトム建築設計さん、スズキ設計さん、久保建築設計さん、西さんとこのGデザインアソシエイツさん、朝隈建築設計さんくらいが思い浮かびます。
売主さんとしっかり紐がついている組み合わせもあり、日鉄興和不動産さんは、Gデザインアソシエイツ→若築建設というパターン。
第一交通産業さんは、久保建築設計→大島組さんというパターンが多いようです。
なかやしきさんは、スズキ設計→福屋建設さんというパターンがほとんどです。

福屋建設さんにほとんどの分譲マンションの建築を請け負わせている売主さんは、大英産業さん、九州三共さん、なかやしきさん、東宝住宅さんといったところでしょうか。
設計会社は異なっていても、施工は福屋建設さんに落ち着きます。
福屋建設さんの分譲マンションのアフターサービス担当者は2人いて、T氏とF氏です。
若い分だけT氏のほうがフットワークがいいかなって感じです。

しかしフットワークがいいのは、若いからだけではないようです。
迅速にクレーム処理に応じてくれる場合もあれば、ノラリクラリとかわして、仕方なく重い腰を上げるべ、って場合もあります。
この違いは何なのかって考えてみたところ、これしかないっていう結論に達しました。
福屋建設さんは、売主さんによってもフットワークが異なっているようです。
もっと細かく言えば、個別のマンションごとにアフターサービスやクレーム処理のフットワークが異なっているような気がします。

売主が○○社のマンションのクレーム処理は、他の売主さんのマンションに対するクレーム処理に比べ数倍時間がかかり、またその場しのぎのような対応になっている気がします。
“売主が○○さんのマンションは他の売主さんのマンションと比較してアフターの対応が遅いうえに、丁寧でないって気がする。”と数人のフロントマンへぶつけてみると、同様に感じているって返答です。
更に、“その原因は○○社は福屋建設さんに他の売主さんより安く請け負わせているからかな?”と投げかけると、複数人が“私もそう思う”ってことでした。
これはあくまでも、経験に基づく感想です、実際に福屋建設のT氏F氏から聞いた話ではありません。つぶやき、独り言です。
サブコン(第一下請け)や設備業者の違いや繁忙期などにより、多少対応に時間差が起こるのかもしれませんが、売主さんによって、物件によって、クレーム処理の対応に違いがあるように思えてなりません。

今夜は防災会議に参加です。マンションの防災について話しちゃいます。
14日は、日本ハウズイングさんのセミナーで講師を務めます。原稿を作らなきゃデス。
自慢じゃないですけど、つぶやき主の話は面白いですよ。聞きに来てください。