マンション管理士の独り言・・・1247

マンション管理士の独り言・・・1247

「YouTubeデヴュー」

デヴューと言ったって大げさな事じゃありません。

小倉南区自治連合会と南区コミュニティ支援課が企画した「自治会加入促進」のセミナーでパネラーを務めたってだけのお話です。

初めお声がけがあった時はコロナ禍真っ最中で、福岡県は緊急事態宣言発令中でした。

そんな状況でしたので、コミュニティ支援課の担当者からは、「一応企画していますが、コロナ感染状況次第では、延期もあり得ますし、最悪の時は中止になることも考えられます」ってことでした。

その後「コロナ禍ですが、役所として率先してリモートワークに取り組んでいる姿勢をアピールするためにもビデオ会議みたいな方式で考えています」と変更案が提示されました。

緊急事態宣言も解除されたので3密を避けるなどして、自治連合会長さんたちを集めて開催するのかと思っていたところ最終案が示されました。

ビデオ撮影し、CD化し、各町内会へ配布、更にYouTubeに投稿、となりました。

それで表題です。

当日は倒したら多額の損害金を請求されそうなカメラが3台もあり、真正面・右側・左側を撮っています。

スタッフも5人くらいいたでしょうか。その他コミュニティ支援課担当者が5人です。

「とちったり、言い間違えたりしても後で編集しますのでお気楽に」なんて言われても高そうなカメラ3台も前で話すのは、いつもと勝手が違います。

パネラーとして3番目に話すのですが、「時間が超えそうなときは”巻いて、巻いて、早く終わらせて”と業界用語でカンペを出します」なんて言われてなんか焦っちゃうな、でした。

波紋訓練のためマスクを着けているジョジョがエシディシにマスクを熱モードで壊された際に、「久しぶりにセクシーが口元を見せられる」って言いましたが、つぶやき主もマスクを取り、カメラの前で素顔をさらしての撮影です。

前日散髪に行ってて良かった、・・・です。

マンション居住者こそ、町内会に加入するべきだ、って話をしました。

内容は「マンションは災害に強いと錯覚されている方がいます。確かに災害そのものには強いと言えるでしょう。震度7の地震があってもマンションは少しは壊れるが中にいる人の生命は大丈夫と言うのがマンションです。

しかし災害の後に来るであろう、停電にはからっきし弱いのです。ご自分の家の中の電気器具が使えなくなるのは勿論、マンション内の照明も切れます。そして、ここからが最も困ったことにエレベーターが停まります。給水ポンプも停まります。蛇口をひねっても水が出ません。機械式駐車場あればこれも止まりますから、車の出し入れが出来ません。このほかオートロック、宅配ボックス、トイレが使えなくなることだってあります。

”地震で家の中のものは多少散乱したけど大丈夫だ。だけどエレベーターが停まり水がストップしたのでは生活できない”として避難所に避難する人は沢山います。

地域の市民センターなどの避難場所に一時避難しなければならなくなっちゃいます。

避難場所では自治会が単位となります。自治会に加入していない人であっても避難場所に遠慮することなく避難してもらえますが、やはり自治会に加入していないという”引け目”を感じてしまうようです。

ただでさえストレスの溜まる避難所生活なのにその上に自治会に入っていないという”引け目”ストレスを家族に味あわせてはいけません。

もしもの時の自分や家族の生活を担保する拠り所が自治会です。」

と真面目なつぶやき主でした。

機会あれば、YouTubeでセクシーな口元見てね、です。