マンション管理士の独り言・・・1358

マンション管理士の独り言・・・1358

「オンラインセミナー」

1月27日は小倉南区でオンランセミナーでした。区役所4階会議室には、南区自治連合会長と南区コミュニティ支援課課長・係長以下数名の職員さん、そして講師を勤めるつぶやき主だけです。

身振り手振りのアクション交えての語りがつぶやき主スタイルなので、ヘッドホンつけて座ったままの語りはいつもと違ってちょっとやりにくかったな、と。

カメラに目線を向けて淡々と話す感じで、特に目の前に聞いている方がいないので、反応がわからず、戸惑ってしまいます。

オンラインセミナーは過去に小倉南区で1回、久留米で1回経験していますが、今後はこの方式が主流になりそうなので慣れなきゃ、です。

しかしセミナー自体は好評のようで、今回も多くの質問が寄せられ、予定時間を大幅にオーバーしてしまいました。

11月に開催した西区でのセミナーでも多くの質問が寄せられていました。

つぶやき主の「自治会加入促進マンション管理セミナー」は各区で引っ張りだこの様です。2月17日には戸畑区でも開催されます。戸畑区セミナーでは、人を入れての開催の様で、身振り手振りのオーバーアクションで話せそうです。

自治会関係の方は戸建てにお住いの方が多く、分譲マンションについては意思決定の方法はじめ何にもわからないって方がほとんどです。

ですから近所に分譲マンションが出来たって、どのようにして自治会への加入促進を行っていいのか“サッパリわかんない”状態です。

無理もありません。マンション入居者だって管理組合と自治会の違いを分かっていない人がいるほどです。

“うちのマンションには管理組合があるから町内会はない”なんて呆れたことを何度も聞かされました。

分譲マンションには、住戸購入者全員が共有する廊下階段などの共用部分と敷地とがあります。この共用部分や敷地の維持管理を行うために住戸購入者全員で構成される管理組合があります。したがって共用部分や敷地の共有者である以上、それらを維持管理するための管理組合の組合員となります。

法律上そのように決まっています。加入しないなんてできませんし、反対に除名させられるなんてこともあり得ません。

一方自治会は、マンション敷地を一歩出た前面道路の防犯灯の維持管理や、児童の登下校時の見守り活動など地域の安全や安心、コミュニティ形成を司る組織です。

管理組合と自治会のどちらがあるから、もう片方は無くていいという関係ではありません。

どちらもあってこそ、快適なマンションライフが確保できるのです。

快適なマンションライフのためには管理組合+自治会が車の両輪です。

住んでいるマンションにまだ自治会がなくて困っている、って方は区のコミュニティ支援課もしくはつぶやき主にダイレクトにご相談いただいてもいいですよ。

こう見えて北九州で唯一登録されている専門家ですから。