マンション管理士の独り言・・・206

「やとわれ理事長」

つぶやき主は、やとわれ理事長をやっていますが、先日賃貸不動産関係の方から、「やとわれ理事長って結局、賃貸管理と一緒じゃん」と鋭い指摘を受けました。
その方曰く、住まいに何か不都合が生じれば、理事長へ連絡が行くし、入居者間でトラブルがあれば理事長へ言ってくるし、もしマンション内で警察の調べがあれば理事長が立ち会わなきゃいけないし、携帯電話は24時間離せないところなんて、賃貸管理と一緒じゃん、です。

ウ~ン・・・。当っています。

その上、理事会や総会の招集手配や議案書作成、会議後の議事録作成まで行わなくてはなりません。
でも一番重要でしかも骨が折れるのが、合意形成に向けての作業です。
全員一致なんて議案はありませんから、根気良く、粘り強く、成立に向けて資料を作成したり、また説明会の開催も欠かせません。

やとわれ理事長っていうのは、賃貸管理会社と分譲管理会社と管理員さんと、さらには、マンション管理運営の専門家を兼ね備えてなければならないようです。
おかげで、とても勉強させてもらっています。

しかし努力の甲斐あってか、先日の理事会では、自然発生的に“つぶやき主のやとわれ理事長の費用は安すぎるから、来期からはもっと上げてあげましょう”という意見が出され、参加していた理事の方全員から賛同の声をいただきました。
有難い事です。

さあ、今晩は管理規約改正へ向けての理事会です。
分譲以来初めての規約改正ですから、全面改正となり、資料だけで32ページになりました。両面コピーでこの枚数です。
ご説明だけで何時間もかかりそうです。
本日中に帰宅できればいいのですが、おそらく午前様でしょう。

また、夕食はリンガーハットのチャンポンになりそうです。
しかも深夜料金で・・・。