「マンションの防犯対策」
お世話しているマンションで８月に３件の自転車盗難事件が発生しました。
以前にも３件ありましたから、竣工以来合計６件です。
この被害状況を受けて理事会では４つの防犯対策を講じました。
①警備を担当している警備会社へ夜間重点的に当マンションを巡回してもらう（無料）
②夜でも目立つように白地のステッカー「防犯カメラ録画中」を新たに３枚貼り付けました。
③生垣が一部なされていない箇所があって、部外者が簡単に浸入できそうだったので、そこに生垣を新設。
④現役警察官による「マンション防犯セミナ－」の開催です。
昨晩（１４日）この「マンション防犯セミナー」がマンション集会室で開催されました。
小倉北警察署生活安全課へつぶやき主が直接訪問してセミナー開催を依頼し、それが実施されたのです。
さすがに現役の警察官のお話は、具体的で臨場感あってタメになるものでした。
内容をかいつまんでお話しますと、
自転車盗難防止には、何と言ってもやはり２重ロックが１番有効とのことでした。
２重ロックしている自転車をわざわざ狙わずに、ワンロックか或いは無施錠の自転車を狙います、です。
車上あらしに対しては、とにかく車内にバッグ・カバン・上着などを置かないということでした。つぶやき主もほんのちょっと車を離れるときは、上着から財布などの貴重品を抜き取って車内に置いていきますが、盗もうとする泥棒からすれば、上着に貴重品が入っているかどうかはわからないわけだから、取り敢えず取ってみようかということになるらしいです。
そして最近は買い取り業者が沢山ありますから、ＣＤやサングラスなど何でも持って行って、買い取り業者で換金するとのことでした。
フロントガラスやドア鍵をこじ開けられただけで何万円も修理費用がかかりますから、車内に物を置いて車を離れちゃいけないのは鉄則です。
また、“この時期痴漢などの変質者が多いので女性は特に気を付けましょう”という話もありました。
「痴漢なんて若い綺麗な女性の話でしょ。おばさんになった私には関係ない」と思っていませんか、「痴漢に若い若くないは関係ないですよ」というくだりでは場内大爆笑でした。エレベーター降りて玄関ドア開けて部屋に入ったらまず最初にドアを閉めてロックするということを心がけて下さい。
靴を脱いだり、買いものを冷蔵庫へしまう前に、まず開けたドアをロックする事が大事ですと強調されていました。
痴漢なんていうのは、部屋へ入ってロックするまでのちょっとした時間にスッーと押し入って来るそうです。
その他にもなるほどという防犯対策が目白押しでした。
管理組合役員の皆さん、いかがですか？
現役警察官による「マンション防犯セミナー」を開催しませんか？
無料だし、タメになるし、組合員からの評判もいいし、何より理事会として目に見える組合活動です。