マンション管理士の独り言・・・331

「ほんとにわかってんの???」

つぶやき主が社長を務めるエースマンションコンサルタントは相変わらず、パっとせず、超低空飛行が続いています。
やっぱりエースなんて安易に犬の名前をつけたのがそもそもの間違いだったかな・・・。もし犬がエースでなくタロウだったらタロウマンション、ポチだったらポチマンションはないよな、なんてバカなことを考えています。

一方、つぶやき主が代表理事を務める北九州マンション管理支援機構の方は、右肩上がりのクレッシェンドです。
最近は機構の代表として理事会や総会へ呼ばれることが多くなってきました。
また、賛助会員さんも着実に増えてきていて機構としての総合力もアップしてきているのが、感じられます。

最近加入された会社さんは、今後マンション管理へ進出したいらしく、従業員へ管理業務主任者資格を取得するようハッパをかけています。
実際に管理業へ進出したのちは、当初の段階よりきちっとした仕組みや会計処理方法を構築しておきたいらしく、そのために機構へ参加してノウハウを勉強したいとのことです。素晴らしい心がけです。
機構にはいろんな管理組合さんの総会や理事会へ出席して、いろんな会計方法や、総会の議事進行、議案書作成などについて学んだ、経験たっぷりの管理士がいますのでいっぱいお手伝いしちゃいます。

管理業に参入する当初からしっかりと管理の基本をマスターするというのは本当にいいことだと最近はつくづく感じています。
いろんな理事会や総会へ出席していますが、それぞれの管理組合はもとより管理会社さんでいろんなやり方や仕組みを持っています。

特にそれが管理会社さんの場合に、正解ならばいいのですが、「これ間違ってるよ!」どころか、「唖然!」とすることが度々です。
たとえば、監事と理事長を兼任させていたり、監査報告に監事と理事長連名で署名させていたり。
業務監査は行わずに“会計監査だけでいいんですよ”と言ってみたり。
管理費会計から業者さんへお金を振り込むために出金したものの、実際の振り込みは1か月後だったり、領収書がなくたって、“最終的な通帳の残高があっていれば、多少のことはいいんですよ”と言ってみたり。
管理規約さえまともに読みこなすことが出来ていませんし、そもそも管理規約を読んでいるのか、なんて思ってしまいます。

機構の超売れっ子の管理士に聞いても、管理会社なのに「おそらく正解がなんなのか、わかっていない」。そんなところが随分多い気がしています。

北九州の場合、まずは管理会社さんが適法なマンション管理とはどういうものかを勉強することから始めなければならない段階じゃないかと感じています。

フロントマンさん、自社の今までのやり方や常識は間違っていることがありますよ。
マンション管理士は管理組合さんだけにアドバイスを行うんじゃありませんよ。
管理会社さんでもわからなかったり、今までのやり方に疑問を感じたらいつでも相談してくださいよ。

儲かっていないくせにいつも、善人ぶってしまいます。