マンション管理士の独り言・・・371

「モデルルーム案内」

先週の土曜日(6日)に下関でマンション購入セミナーを開催しました。
下関では初めての試みだったのですが、約20名の方にご参加いただきました。
海峡メッセが会場でしたが、当日の同じ時間、同じ場所で安倍晋三さんがゲストに招かれている「子育てセミナー」とガチンコしてしまいまして、はっきり言って晋三さんに負けちゃいました。↘↘↘

ご参加の方は熱心にお聞きいただきました。
不動産業者の方も何名か参加していましたが、しっかり勉強できたことだと思います。
セミナーの翌日は、とあるマンションのモデルルームを貸していただき、モデルルームの見方を実践でお話ししました。
床の構造や遮音性能、界壁の仕上げ方法、畳数の計算法、外壁構造、適正な工期などについてお話ししました。

セミナー形式だと、講師であるつぶやき主が一方的にペチャクチャしゃべって、参加者はそれを聞いているだけという“教室形式”になってしまいますが、モデルルーム見学では説明に対する質問→それに対する回答などで話が進んでいくので、参加者の理解も深まり、何より実際のモデルルームなので、臨場感が違います。
セミナー参加者のうち3名の方がモデルルームでの説明を希望され、しっかり勉強できたことと思います。

つぶやき主も久しぶりのモデルルーム案内だったので、初めは少し戸惑いましたが、この道30年のベテラン、販売センター長やっていた期間だけでも、8年くらいありますから、30分も話せば、後から後から、どんどん言葉が溢れてくる状態でした。

自分で言うのも何ですが、上手です。
おそらく、今すぐにマンションの販売に復帰してもすぐにトップセールスになるだろうと勝手に思い込んでいます。

モデルルーム見学ひとつとっても、マンションの専門家に説明させると営業マンのそれとは一味も二味も違います。
どこがどう違うのかは一言では言えないし、“い・じ・わ・る”、して教えてあげませんが・・・。

“マンション管理士さんって皆マンション購入についてこんなに詳しいのですか?”って質問されましたが、販売の経験のないマンション管理士にはおそらく無理だと思います。マンション管理士にはそれぞれ得手不得手があって、つぶやき主の場合は、販売に詳しいということです。
その代りつぶやき主よりも構造や設備ではもっと詳しい管理士さんもいらっしゃいます。
その辺を勉強しなきゃ、って思っています。
明けても暮れても、日がな一日、四六時中、いつでも、どこでも、何はなくとも、マンションです。