マンション管理士の独り言・・・401

「納豆+カッパえびせん=マンション管理士???」

つぶやき主はつい最近まで納豆を食べることが出来ませんでした。
あの糸を引くような粘り気と、鼻にツンとくる臭いが受け付けられませんでした。
ところが何かのはずみで口にして以来、病み付きになっちゃいました。
前はあれほど嫌だった、粘り気・臭いも食欲を際立たせてくれています。
変われば変わるものです。

カッパえびせんは、文字通り「やめられない、止まらない」です。
これが1番好きってわけでもないのですが、食べだしたら止められないっすよね。
ベビースターラーメンもいいけど・・・。

この2つを足したものがマンション管理士だと最近つくづく感じています。
多くの管理組合の役員さんはマンション管理士について「それって何?そんなの知らないよ」、或いは知っていても、「わざわざ金を出して雇う必要ないじゃん、自分たちで出来る事ばかりでしょ」という具合です。
ところが、役員のなり手がいない、滞納管理費が巨額になった、ちょっと詳しい組合員の対応ができない、なんて問題が生じ、「ちょびっとだけマンション管理士に頼んでみようか、マンションの専門家らしいから少しでも役に立てばめっけもん」、みたいな感じで仕事のご依頼があります。

そして一旦雇うともう決して手放そうとしません。
初めは“どれどれ、お手並み拝見”みたいな調子ですが、知識と経験と情報量の多さ、議案書作成能力、合意形成のノウハウなどで、みるみるうちに、マンション管理士を見る目が違ってきます。

そもそもマンション管理士は、管理組合さんのお手伝いをするだけの存在で、2~3年もすれば本当の管理組合活動はこのように行うものだということが理解できるようになります。
その後はマンション管理士に頼らずに自分たちでキチンとした管理組合活動を行っていかなければなりません。
ですからつぶやき主の顧問契約は1年更新です。

通常総会の議案書作成の折に、「もう皆さんで適正な管理組合活動を行うことが出来るようになっています。お金もかかることだし、顧問契約を継続しなくても構いませんよ。我々はもう引き上げても結構ですよ。」とお話し、新任の役員さんへマンション管理士との契約を継続するかどうかを毎年お聞きしていますが、必ず「是非引き続きお願いします、」という返答です。
これはつぶやき主に限らずどの管理士でもどこの管理組合でも同じようです。
いろんな士業がありますが、顧問契約の更新率はマンション管理士が圧倒的に高いのではないでしょうか?

マンション管理士がいれば、役員さんは本当に楽チンだと思いますよ。

テレビショッピングで売ってもらえないかしら。
「今日のご紹介は、一旦使いだすとやめられないマンション管理士です。」