マンション管理士の独り言・・・491

「セミナーご参加有難うございました」

昨日(11月9日)ウェル戸畑で久しぶりにエースマンション主催の「1から学べるマンション購入術」セミナーを開催しました。
いつもは北九州マンション管理支援機構代表としてお話しすることが多いので、ホントに久しぶりにエースマンションって名乗れました。
そして、話の中でも支援機構代表では話づらいこともエースマンションならへっちゃらです。
売主の固有名詞をバンバン出して、イイのワルイの、って話しちゃいました。

実は昨日は3日前から風邪ひいちゃって何とか治そうと金曜にお医者さんに行って抗生物質を沢山仕入れてきたまではいいのですが、それを飲み過ぎたようで、セミナー朝から下痢と嘔吐で大変な目にあいました。
何とか1時間半は話すことが出来ましたが、バリトンの澄んだ声を聴かせることが出来なくて残念でした。

それでも内容は充実しています。参加者へのアンケートでは皆さん『大変参考になった』です。
昨日受講された方は、おそらくその辺りの営業マン以上の知識を仕入れていただいたはずです。
今後のマンション選びの参考にしていただければ、と願っています。

最近は消費税前の駆け込み需要を狙ってか、どの売主さんにも旺盛な供給意欲があります。
沢山マンションが供給されることはつぶやき主の商売にとってもいい事なんですが、自分のマンションの前にマンションが新築されるという方には、何かと迷惑な話です。
“自分が理事長をやってるマンションの前に新築マンションが建設される。管理組合としてどう対処したらいいのか?”なんてご相談が増えています。
しかし残念ながら、建築基準法に合致したマンション建築を中止させることは不可能と言えます。
それじゃ何にもできないかと言えば、そこが理事長さんの腕の見せ所です。

“建つには建ったが、キチンと管理組合として物申してくれた”と組合員さんに思われなきゃです。
間違っても“管理組合は何にもしてくれなかった”では困ってしまします。
管理組合で何が出来るかと言うと、①工事車両のルート変更や1日に通る車両台数の制限②工事により自分のマンションに影響がでないかを調べるため、着工前と着工後の住戸調査③通学路への警備員増員④土曜祝日の工事制限⑤週間工程表の掲示⑥新築マンション竣工後は自分のマンションがどう見えるかを一般に先駆けて見学させてもらう⑥これらを盛り込んだ工事協定書の締結などです。
これらは、交渉次第で十分受け入れてもらえる事柄です。
交渉テクニックについて詳細を聞きたい方は、つぶやき主へ、どうぞ。

入居者の安全確保と工事騒音・振動・ホコリなどを極力少なくするよう売主やゼネコンさんへ協力してもらわなきゃ、です。