マンション管理士の独り言・・・528

「1級建築士事務所登録」

つぶやき主が代表を務める北九州マンション管理支援機構は、4月初めころに晴れて1級建築士事務所となります。
先日(10日)事務所登録申請を行い、受理され、概ね3~4週間後には正式登録となります。
今までもいろんな管理組合さんから大規模修繕工事のコーディネートのご依頼がありましたが、法的に厳密に言えば設計監理は出来なかったのです。
鉄筋コンクリートの建物の設計監理を行えるのは1級建築士事務所として登録しているところだけなので、マンション管理士としては管理組合さんの合意形成へのコーディネートというちょっと曖昧でグレイなお世話のみがお仕事でした。

建物の維持管理を行う上で適宜な大規模修繕工事は必要で、その設計監理には言うまでもなく1級建築士の知見が必要とされます。
しかし、分譲マンションに限って言えば、設計監理を行う1級建築士がいれば十分かと言うと、そうではありません。
現実的には、分譲マンションの場合の大規模修繕工事では、設計事務所だけでは不十分で合意形成のためのマンション管理士の存在は必須だと思います。

構造は同じく鉄筋コンクリートでも、賃貸マンションの場合では、居住者皆で所有している共用部分とか専有部分とかの区別なく、柱から外壁、廊下、階段、部屋内の設備なんかも全てオーナーのものですから、いつ大規模修繕工事をしようが、どこをしようが、どこに頼もうが、合意形成何て必要ありません。
オーナー1人の物ですから、全てを自分一人で決めちゃって構いません。
ですから設計監理を行う1級建築士がいればそれで十分です。

ところが分譲マンションでは皆の共有である共用部分がありますし、大規模修繕工事で支払われる修繕積立金はマンション区分所有者全員が毎月コツコツと積み立てたものです。
ですから、その支出には合意形成が何より必要ですし、工事を行う建設会社の選定や、工事個所、工事開始時期、なんていう事全てに組合員さんの承認が必要です。

このように分譲マンションの大規模修繕工事に際しては、設計監理を行う1級建築士と管理組合の合意形成のためのコーディネートを行うマンション管理士とが両輪となって初めて上手くいくものです。
しかも北九州マンション管理支援機構の管理設計士さんは、マンションにとても詳しい方で知識も経験もたっぷりです。管理業務主任者+1級建築施工管理技士の資格だって保有しています。その上2名体制です。
手前味噌ながら、つぶやき主もマンション管理士としての経験はタップン、タップンです。
猪木と馬場がタッグを組んだようなものです。

これから大規模修繕工事に取り掛かろうという管理組合さんは、是非声を掛けてくださいね。

猪木と馬場もいいけど、ビルロビンソンとカールゴッチの方が素敵かも。
ビルロビンソンさんのご冥福をお祈りします。

タイガージェット・シンとブッチャーは最悪だね・・・。
ブロディとハンセンなら、OK・・・。ザファンクスも良さげ・・・、ロードウォーアーズ・・・、

エドワードカーペンティアなんて知らんじゃろ。