マンション管理士の独り言・・・535

「もしも・・・シリーズ。もしもつぶやき主がフロントマンだったら」

シリーズになるかどうかは分かんないけど、もしもつぶやき主がフロントマンだったら、
管理規約改正何て絶対ヤラナイ!
管理規約の改正を行なったって、管理組合さんに改正費用を請求できるわけじゃないし、反対に管理規約を提案しなくたって管理委託料が減らされるわけでもないし、要するにやってもやらなくても貰えるお金が一緒なら楽した方がいいじゃん。
そもそも全区分所有者の4分の3以上の賛成を得ようと思ったら、大変なエネルギーが必要。
そんなことにエネルギー使うより修繕工事の一つでもとってきた方が上司にも喜ばれるし、・・・って感じ。

狙い目は長期修繕計画かな。2年くらい前から長期修繕計画の見直し作業については、管理組合さんに別途費用を請求できることになったから、これはキチンと提案して成績上げちゃう。

理事会開催だって同じ。
どこの役員さんだって仕事終えて疲れてるのに理事会なんて開催するより本当はビール片手にナイター見てるほうが、良いに決まってる。
だから、なるべく理事会も開催しないように理事長へ働きかけちゃう。
流石に総会前には議案を作らなきゃならないので、理事会を開催しなきゃなんないけど、議案だってこっちで作っちゃうから、年間に2回くらいの開催で済ませちゃう。
理事会を毎月開催しようが、2回で済ませようが管理委託料は一緒。
それなら2回で済ますほうが楽できて良いに決まってるじゃん。
でも理事会に全く出席しないフロントマンもいたりするので、そんな人に比べたら、まだましジャン。

大体、フロントマン1人で17くらいの管理組合さんのお世話をしてんだよ。
どっかで手を抜かなきゃ体持たないよ。

管理規約だってあまり読まないよ。理事さんでも管理規約読んだことある人はほとんどいないし、管理規約の重要性もあまりわかっていないから、読んでなくても理事会や総会は乗り切れるよ。

屋上にも登らないし、外壁目視なんてやらないよ。
「○○日に実施しました。特に異常なし」って報告書に書いとけばバレるわけないし。
要するにバレないもの、わかんないものはやらないし、やってもやらなくても管理委託料に影響しないものはや~らない。

売主さんには気をつかうよ。だってマンション新築するたびに、黙っていても管理業務を発注してくれる大事なお得意先だもん。
管理組合さんの肩を持って売主さんを怒らせたら、上司に大目玉を喰らっちゃう。

つぶやき主がフロントマンでなくて良かったですね~って話でした。

先日55歳になっちゃいました。骨髄バンクからの便りで、「もう骨髄提供できないご年齢となりました。登録打ち切ります」だって。
残念。もう1回したかったのに。