マンション管理士の独り言・・・64

「マンション管理の新たな枠組みづくりに関する調査検討報告書」からマンション管理の課題に対する対応策をご紹介しています。
今回は、③滞納者の増加、④修繕積立金不足です。
③滞納者の増加
 要約すると、区分所有者が管理組合の構成員としての意識を持ち、マンションが区分所有者の共有物であるとの理解が浸透すれば、コミュニティがしっかり確立され、管理費などの滞納の減少が期待できる、とのことです。

④修繕積立金不足
 マンションの経年劣化に対応するため、あらかじめ長期修繕計画を策定し、必要な修繕積立金を積み立てておくことが必要であり、長期修繕計画の策定や見直しにはマンション管理士など専門的知識を有するものの意見をもとめ、また建物診断を行って、その計画を適正なものにする必要があります。それらをサポートするために(財)マンション管理センターでは、「長期修繕計画作成・見直しマニュアル」の整備、修繕積立金産出サービスなどの取り組みを講じてきました。
また、国土交通省においても長期修繕計画の標準様式や作成のためのガイドラインに「ついての検討をおこなっています。とされています。

今回で「マンション管理の新たな枠組みづくりに関する調査検討報告書」についてのご案内は終了です。
マンション管理士への相談実例などには生々しいものがありましたが、対応策になると総花的でツマンナイ、あったりまえの事を難しく書きすぎ、と思ったのは、つぶやき主だけでしょうか?
つぶやき主がツマンナイと思うのですから、お付き合いいただく方は大そうお退屈様でした。