「駐車場について考える・・・６ 理想の駐車場」
つぶやき主が考えるに理想の駐車場は、全台普通車区画。平置き。駐車場充足率１００％。
機械式駐車場なし。軽区画なし。2台目区画も必要ありません。来客用はあっても５０世帯につき1台。そしてコインパーキングで管理。
ルールについては、1世帯に1区画優先。
専有部分の譲渡の場合は一旦管理組合へ返却し、希望者を募って抽選により決定。
貸与の場合は、賃借人へ引き継ぎできる。
抽選も1度きり。抽選により当選していた方がそれまで使用していた区画について抽選は行わず、譲渡に伴って新しく区分所有者になった方の区画として確定。
1区画目を利用しない方は管理組合へ申し出ていただいて、2台目希望者を募り抽選により使用者を決定します。
一人の方がずっと2台目として利用するという不公平とならないように、何年かおきに抽選を行います。
ただし期間については、そのエリアで敷地外駐車場の確保しやすさを考慮して設定します。一般的には２～3年でしょう。
当然ですが、管理費などを滞納している方は、これらの抽選には加われません。
当初1区画を使用しないという方が何年か後に使用を申し出た時は、1住戸に1区画が優先なので、2台目として借りている方のなかで1番使用期間の長い方から順に返却してもらいます。
また、住居売却のために事前に転居された方の駐車場使用料については、その住戸売却が成約となるまでは、たとえ使用していないという事であっても引き続き駐車場使用料は負担していただきます。
駐車場使用料は、国交省の指導通り修繕積立金へ充当し将来の大規模修繕工事に備えます。
駐車場使用料を管理費に充当しなければ管理費が不足するという場合は、通常の管理に要する費用を見直し削減します。それでも不足の場合は管理費の増額で対応します。
さらにもう一歩前を検討しています。カーシェアリングです。今資料を取り寄せて情報収集していますが、金食い虫の機械式駐車場を廃止するためにカーシェアリングを実際に成功させた管理組合さんもあります。
日頃は車を使用せず土日にちょっとだけ、ドライブなんていう方には車の維持費というのはバカになりません。車の購入費、車検代、保険代、駐車料金、税金、ガソリン代、オイル交換費用、タイヤなどの交換費用、などかなりの金額にのぼります。
損得で考えれば車は保有せずにカーシェアリングを利用する方が得に決まっています。
ですが、「車は趣味。僕のオモチャ。」「両親を病院へ連れて行くのに無いと困る。」「イザというときにやはり必要」などのごもっともなご意見もあります。
どうしても車が必要な方には無理やり“無くして！”なんて言いませんが、“日頃車は使わない。カーシェアリングがあって必要なときに利用できるシステムがキチンとあれば車は手放してもいいよ”って方が大勢いればカーシェアリングはとても有効です。
5年も過ぎれば故障がちになり補修費用で大枚飛んでいく機械式駐車場を、策なしにそのまま保有するよりカーシェアリングはいかが？