マンション管理士の独り言・・・769

「小倉駅前再開発」

先日地鎮祭が行われました。地上24階建て。分譲マンションは119戸。設計施工は竹中工務店。マンションデベは積水ハウスです。
区画整理事業なので、以前からこの地にあった郵便局や銀行などもテナント部分に入ることが決まっているようです。
西小倉駅前の大和ハウスの小倉DCタワーみたいな事業になります。

DCタワーは、1棟の建物ですが、管理組合は3つあります。
店舗管理組合、住宅管理組合、そして全体管理組合です。
管理組合が3つもありそれぞれに管理規約があるので、厚さ10センチくらいの管理規約になっています。読みこなすのに大変な労力を使いました。

つぶやき主がネクタイ締めた大手不動産会社勤務のとき積水ハウスのマンション事業部とは、一緒に仕事をした中なので懐かしさがこみ上げます。
八幡西区ヴェルデコート青山、八幡東区のヴェルデコート大蔵というプロジェクトを一緒に行い、つぶやき主は販売センター長を務めました。
その際、小倉の街を飲み歩いた大分出身のT氏、行橋出身のM氏、女性に手が早いH氏、個性的なY部長などはお元気でしょうか?
知己のある方が、本プロジェクトに携わるのだったら、北九州のマンション事情を詳しくレクチャーしてあげるのに。

それにしても119戸マンションというのは最近では大きなプロジェクトです。失敗しないように魅力あるマンションにしてほしいものです。
設計施工の竹中工務店も北九州のマンション業界からその名前が消えて久しくなります。
以前は、新日本ホームズのブロッサムシリーズで施工を一手に引き受けていましたが、新日本ホームズがマンション事業から手を引いて、竹中工務店の声を聞かなくなりました。
たまに○○マンションの大規模修繕工事にエントリーしたようだって耳にすることがあるくらいです。

販売は積水ハウスは行わないはずです。おそらく三菱地所リアルエステートや三井不動産リアルティなどの販売会社が販売代理となると思われます。
119戸という大きな戸数なので第1期分譲、第2期分譲、第3期分譲~という具合に小出しにして販売するものと思われます。
このような場合は、いつ購入するのが良いのか?第1期と第2期ではどちらで購入するのが賢いのか?なんていうのはチャンとあります。

本プロジェクトの担当者は今は寝る間もなく忙しいことと思います。
設備仕様決めからモデルルームのタイプ選びや家具調度品選定、広告代理店選定や決まった後の打ち合わせ、パンフレット作成のための校正、販売スケジュールなど決めなきゃいけないことが盛りだくさんです。

北九州市には大手デベロッパーは進出してきません。大和ハウスに続いて積水ハウスです。
福岡地区では、三菱地所のパークハウスシリーズなどより積水ハウスのグランドメゾンシリーズの方がハイブランドです。
積水ハウスの登場がいい意味で北九州地場デベロッパーの起爆剤になればと祈っています。