マンション管理士の独り言・・・89

「財界九州」

12月号の「財界九州」中ほどに、小倉大手町エリアの大型マンションラッシュの記事が掲載されています。
つぶやき主にも取材があっていましたので、興味を持って読ませてもらいました。
大和ハウスの「D.Cタワー」、
マリモの「ポレスター大手町リーモ」、
オークラの「城内パークアベニュー」、
東宝住宅の14階建て、19階建ての「邸宅マンション」、
アースコーポレーションのマンションと、

ざっと500をはるかに超える戸数が一度に供給されます。
たしかに西小倉~大手町はずいぶんと明るく暮らしやすくなりましたが、小倉をはじめとする北九州の民力というか購買力では、かなりの大量供給だと思います。
しかし、購入者から見れば、選択肢が広がりますし、比較検討することができる事はいいことです。

このような激戦区の中で、旧態依然とした、
①未販売住戸の管理費・修繕積立金を売主が負担しない
②将来の大規模修繕工事の妨げとなる駐車場料金タダ
③分譲駐車場
④必要以上の共用部分
などで、購入者の目をごまかそうとしているマンションは確実に競争に負け、売れ残る
ことになるでしょう。

すべてのマンションが顧客志向で、売れ残ることなく、早期に完売できることを祈ってます。