マンション管理士の独り言・・・409

「サンリアンシリーズ」

先週は「リビオ桃園パークフィールズ」の内覧会でしたが、今週は博多の「ブライトサンリアン地行」の内覧会へ同行してきました。
朝10時に博多でご依頼主にお目にかかり、そのまま売買契約書・重要事項説明書・管理規約の説明です。
1時間半かけてそれらをご説明した後、ご依頼主は契約へ臨みましたが、つぶやき主からのレクチャーによってパワーアップしたご依頼主の質問に対して営業マンが上手く答えられず、契約締結は延び延びになったようです。
しかし当初の予定通りに内覧会を済ませ、1部床の不陸があったものの、全体的に良い仕上げで契約までは問題なく進むことと思われます。

お恥ずかしい話、「サンリアン」さんの重要書類に目を通すのは初めてでした。
しかし、素晴らしいものでした。

何がいいかって、まずは、“未販売住戸あるときは、管理費・修繕積立金、さらに1住戸につき1台分の駐車場使用料を売主は負担するものとする”とあります。
恥ずかしながら我が北九州では未販売住戸の管理費や修繕積立金を負担しない売主が多い中で、何と駐車場使用料まで負担しているのです。
当たり前のこととはいえ、拍手喝采です。

続いては、売主の西鉄さんが直接販売も行っているのですが、“契約事務手数料”やら“引き渡し手数料”なんて胡散臭いものは全く徴収していません。
ローン事務手数料さえ請求していません。
どっかの業者に爪の垢でも煎じて飲ませたいものです。

さらに住宅の品質確保による法律(略して品確法)では主要構造部や雨漏りのおそれのある部分については10年の瑕疵保証を求めていますが、この期間を11年と更に手厚くしています。

驚きなのがこのことを営業マンは知らないことです。
「うちはこんなに顧客本位ですよ。他社と比べてください」なんて営業トークに使えばいいのにと、思いますが自社の優位性を始めとして他社の情報も知らないようです。
もったいない。
管理規約も素晴らしいものでが、それでもまだ荒っぽい部分や欠落している箇所があります。
つぶやき主に聞いて来ればもっと精度の高い管理規約になるのに、なんて思っています。

今ならまだ安いですよ。
やがてつぶやき主というネームがビッグになれば、今みたいなお値段じゃできませんよ。でもビッグにならなきゃ、ずっとこのままです。
というより、やがて消滅かな・・・➘➘➘