マンション管理士の独り言・・・958

マンション管理士の独り言・・・958

「内覧会日程」

来春3月の引き渡しに向けて、1~2月には多くのマンションで内覧会が実施されます。つぶやき主へも内覧会同行のご依頼がポツポツ入ってきています。
つぶやき主の内覧会は、ただ単に住戸の施工精度を見るだけでなく、マンション購入時にはほとんど説明を受けていない管理規約や長期修繕計画についてレポート10枚程度にまとめ、2時間くらいかけてご説明をすることがサービスとして入っていることが大きな特徴です。
管理規約はそのマンションごとに異なりますので、購入したマンションではどのようなルールになっているのかを他の管理規約や標準管理規約と比較しながら説明します。
“どっちかというと、内覧会で工事の施工精度を見てもらうより、管理規約などの説明の受けたいので同行を依頼した”なんて言われることもあります。

何故か最近の同行では、以前より施工精度が高く指摘箇所がずいぶん少なくなったような気がします。
それをゼネコンさんや管理会社さんへ尋ねると、「内覧会時につぶやき主さんが同行される住戸については、より気を付けて施工しますし、清掃もしっかりやっています」って返事が返ってきました。
北九州や福岡でもう10年も内覧会同行していると、“顔”になっちゃっているようです。

大規模なマンションの場合、内覧会を3週間以上にかけて行うことがあります。
これは1度に多くの内覧見学者への対応がとれない。それだけの説明者の確保が出来ないっていう売主さんやゼネコンさんの都合があります。
また、多くの住戸を一度にやってしまうと現場が混乱するという事情もありますので、仕方ありません。
では、内覧会日を購入者の方で選べるなら、3週間のうち一番いい日ってあるの?というと、あります。
出来るだけ遅い日程の方が、より完成形に近い状態で内覧できます。
特に早めの日程で内覧会を行うと、まだアチラコチラに出来上がっていない箇所が沢山あります。
一般的に共用部分の工事は、専有部分の工事の後回しになるので集会所やエントランスの一部は工事途中だったり、特に外構なんて全く手が付けられていないこともあります。
早めに内覧会を実施した購入者からは、「まだ出来上がってないじゃん。こんな状態で内覧会するなよって」恨み節が聞こえてきます。
最終週の内覧会では、もうほとんど完成している状態です。
手直しがチラホラって感じです。

大規模なマンションでは仕方ないことですので、もし内覧会日程を購入者で設定できるのならば、遅い方が良いかなって感じです。
でも内覧会日程が被っちゃうと、つぶやき主が対応できないのも、困っちゃいますが・・・。

理事会・総会が開催されるのが平日夜とか土日が多いので、つぶやき主の業務パターンも平日夜や土日中心になってしまいます。
平日昼は結構ヒマしていますので、運動不足解消とお腹周りの贅肉を落とすためにロードバイクに乗っています。
こうかれこれ1年以上ペダルを回しています。体重は5キロ落ちましたしお腹周りもスッキリしてきたようです。
ユックリですが、河内、平尾台や合馬も登りました。
事務所には4台くらい自転車置いています。まるで自転車屋さんのようです。

自転車に興味のある方や、ツーリング途中でトイレに行きたくなった方は遠慮なく立ち寄ってください。