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マンション管理士の独り言…639

マンション管理士の独り言・・・639

「良い管理会社、悪い管理会社」

前回に続いて簡単な良い管理会社、悪い管理会社見分け法です。
良い管理会社、悪い管理会社と言うと語弊があるかもです。おススメできる管理会社とあまり感心できない管理会社と言う方が適切かな、です。

まずは、通常総会で管理会社との「管理委託契約更新について」というのをキチンと議案化して提案しているかどうかです。
キチンと第○号議案 「管理委託契約の更新について」とする管理会社さんと、これのみでは議案化せずに、管理費会計の予算案の中に管理委託料をすべり込ませて管理委託料が組み込まれた予算案が承認されたから、管理委託契約の更新も承認された、ってする管理会社さんとがあります。
「管理委託契約の更新について」って議案化すると管理に対するいろんな意見や不平が出てくるので、知らぬ間に、いつの間にか管理委託契約の更新が出来てたってストーリーです。

これはあまり感心しません。
管理規約にも管理委託契約締結行為は総会の決議事項ってなっているはずなので、正々堂々議案化する姿勢をもった管理会社さんがおススメです。

続いては、これは法律(マンション管理適正化法)で定められている事ですが、月に1度の書面による収支状況の報告です。
管理費や修繕積立金がいくら入ったか、滞納者が何人いるかなどを書面で報告することが義務付けられています。

報告先は理事長であったり会計理事であったりとその管理組合さんによって異なりますが、書面で報告されていればOKです。
理事会で報告する管理会社さんもあります。
このことは“法律で管理会社さんに義務付けられているから、どこでもやってるっしょ”と思われがちですが、以外とそうでもありません。
これについては管理組合さんもしっかりと報告を受けるように心掛けなければなりません。

管理会社さんの見極め方はこれでオシマイです。これ以上は専門的になるので、管理委託契約を眺め、管理報告書や日常の管理実態を見ないとわかりません。つぶやき主のところにはいろんな管理組合さんのいろんな管理会社さんの管理委託契約があるから、研究したい方はお見せしますよ。有料ですけど・・・。

これから5月末にかけて総会の時期です。最近は理事長さんの留任が増えている傾向になります。責任もって理事長を継続して引き受けてくれるのは有難いのですが、限度は2年かな、って感じです。
3年は長すぎるような気がします。3年以上はあまりおススメしません。
区分所有法でも法人化したマンションの場合、3年が限度って決められています。

“もっとやってくれればいいのに”って惜しまれながら一線を引くのが美学です。

エースマンションコンサルタントのアドレス送受信がまだまだ不調です。
ご連絡は、☎093-654-1616   FAX093-654-1617 
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