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マンション管理士の独り言…681

マンション管理士の独り言・・・681

「ご無沙汰していました」

大変な目にあっていました。
まずは、8月終わりに襲来した台風15号です。
これにより、とあるマンション階段踊り場に設置していた3.4.5階のガラスが大破し、敷地内や隣のマンション敷地に駐車していた車両に大損害を与えちゃったという悲惨な事故が発生しました。
全損5台に半損、1部損傷が8台です。

このマンション管理組合さんは共用部分の火災保険に付保していて、さらに施設賠償特約も付けていたのですが、残念ながら台風により第3者へ及ぼした被害については免責という保険会社の結論です。
被害に遭われた車両の所有者に対し、「台風が原因だからふが悪かったね。御免ね。補償もしないから。」なんていうわけにも行きません。
ただそこに駐車していただけの何の過失もない被害者に全責任をおっ被せるわけにも行きません。
マンション管理組合が加害者になったという典型的な例です。

この管理組合さんはご多聞にもれず、役員さんは1年任期の輪番制で役職きめはくじ引きです。
今年度の理事長さんはまだ引っ越してきて2年しか経っていません。
こんな時、本当ならば理事長さんが被害者の方を1件1件訪問し、お詫びし、補償について話し合わなければなりませんが、たまたま今年度の理事長さんになっただけの方にこのような事をさせるのはあまりに酷です。

そこでつぶやき主の登場です。直ちに理事会を開催し議案を詰め、臨時総会開催です。
総会で被害に遭われた方へ車両の補修費用を補償しますという議案を提案し、承認していただきました。後で、難癖付けられないように、適法・適正に総会を開催し、承認を得ました。
それから被害者の方へのお詫び行脚です。日参しました。
その甲斐あって何とか交渉も終了しました。示談成立です。
これからは“台風だから免責ね”とノーテンキに言ってきた保険会社とバトル開始です。

管理組合が加害者になると本当に大変です。

大変な目にあったもう一つは母親が亡くなりました。
つぶやき主が寝た後お風呂に入ったようで、そのまま寝付いたのでしょう。
翌朝浮かんでいました。

つぶやき主の日頃の不埒な生活もあって警察からは事件か事故かで、長時間にわたって事情を聞かれちゃいました。
つぶやき主は男兄弟で1番初めに産まれたので、喪主でした。通夜~葬儀を済ませました。
そんなこんなで、「ご無沙汰していました。」です。



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