マンション管理士の独り言・・・138

「高見プロジェクト完成間近!・・でもいろいろあったな~」

売れ行き好調のようで、八幡東区活性化のためにはいい事です。
このマンションが売れてしまえば、遅れに遅れた高見プロジェクトもようやく完成です。以前管理会社に勤務していた時に、高見プロジェクトに関与していたことがありました。2カ月に1度だったか、荒生田商店街・高見三条戸建て・高見七条マンションの代表者に、市供給公社の担当者が加わり、会議が開催されていました。
荒生田商店街が入っているリバーサイド荒生田の建物は市供給公社の持ち物で、荒生田商店街はいわば店子という関係になりますが、

リバーサイドに移転する際に公社担当者から、「戸建て・マンション合わせて700戸の建物になり、商店街には多くの売り上げが見込める。完成も5年後(?)の予定です」と言われシブシブ移転に応じています。
ですから、商店街の代表者はプロジェクトが遅れることには「約束が違うじゃないか、早く完成させて多くの居住者を受け入れてよ」と言って公社担当者に詰め寄ります。
反対にマンション居住者は、自分の南側に新しいマンションが建つ事には大反対で、建築を阻止するのは無理にしても、少しでも着工を遅らせようとしていました。
「戸数を減らしてよ。高さもできるだけ低くしてよ。着工も出来るだけ遅くがいい」という具合です。
同じエリアの会合なのに、立場が違えばこうも違うのかというほど、意見の食い違いが見られました。
その高見プロジェクトもようやく完成です。

マンションに目を向ければ、???が何点かあります。
ヌーベラージュ壱番館・弐番館、ネクスタージュ壱番館と分譲中のネクスタージュ弐番館の管理会社が異なる事が1点目です。
この4棟は、共通で管理する部分がありますので、団地を構成します。
したがってそれぞれの建物で管理組合があるのと同様に団地管理組合が存在します。
管理会社が異なっていて上手く運営できるのでしょうか?
入居者に迷惑がかからないように、管理会社は胸襟あけて摺り合わせする必要があります。さらにペット飼育がネクスタージュ弐番館のみに認められている点も気になります。
ヌーベラージュではペット飼育の件で、裁判沙汰になるほど大もめにもめた経緯もあります。
また今回ヌーベラージュ管理組合が、ネクスタージュ弐番館のペット飼育可について公社や売主に対し、要望書を提出したというような事も小耳にはさんでいます。
購入希望者は、後々のトラブルにならないように、キチンとこの辺りの事を営業担当者に聞いて納得して購入しましょう。