マンション管理士の独り言・・・353

「快適マンション生活新聞とマンショントラブル相談室」

つぶやき主が代表を務める一般社団法人北九州マンション管理支援機構では、リビング北九州に毎月2度「マンショントラブル相談室」というコーナーを設けて、管理組合さんからのさまざまなご相談に応じています。
この「マンショントラブル相談室」も早いもので17まで行っちゃいました。
“見逃したナンバーがあるからそのバックナンバーを送って欲しい”というリクエストもあったりして、それを小冊子にまとめようという話が機構で持ち上がっています。

また、「快適マンション生活新聞」を月に1回発行していて、これは現在300くらいの管理組合さんへ送っていますし、福岡ひびき信用金庫さんの全店に設置されています。
こちらの方も、第10号を数えるようになりました。
そしてこの「快適マンション生活新聞」を300程度発行するのでなく、一挙に36,000部に増やそうという話も持ち上がっています。
36,000部というのは市内の分譲マンションの戸数の約半分を網羅する数です。
こちらの方は具体的に話が進んでいて、早ければ9月には分譲マンション36,000世帯へお届けできる予定です。
「快適マンション生活新聞」の内容は少専門的な記事も多く一般の方には、少し難しいかも知れませんが、とっても内容の充実した新聞です。
早く多くの方へお届けできればいいなと、関係各位と打ち合わせを行っています。

また、中古マンションを購入する際の「管理面」の評価を客観的に行えるようなスキームも作成中です。
今までは中古マンションを購入しようとする際の判断材料は、構造や交通利便性、外観や部屋の老朽化程度などの主にハード面しか分かりませんでしたが、中古マンションの場合はもうすでに管理組合活動が行われていますので、管理が適正に行われているかどうかをマンションの専門家であるマンション管理士が客観的基準により評価しようとするものです。
これにより今までは知ることが出来なかった、管理費などの滞納額、理事会の開催頻度、規約の改正の有無、長期修繕計画の有無など「管理面」に絞った評価を知ることが出来ます。

あれやこれやでいろんな活動を行っています。
おそらく日本で一番活発に活動しているマンション管理士の団体だと思います。
また、マンション管理士としての活動のフィールドを少しでも広げようと、無い知恵を絞っています。
その活動が北九州に住む人の、北九州でマンションを買おうとする人のマンションライフを応援することに繋がると思っています。