マンション管理士の独り言・・・646

「マンション管理士との顧問契約」

5月末にかけて総会が目白押しです。
4月の最終土日に強烈な2つの総会を何とか乗り切ったのもつかの間、5月には理事会4つ、大規模修繕委員会2つ、通常総会4つが開催され、その全てに出席しなければなりません。
この他に出席しなくていい総会が2つあります。
これらの中で、新たにつぶやき主との顧問契約締結しようという議案を提出する管理組合さんが2つ。
その反対に顧問契約を解除することを議案上程する管理組合さんが3つあります。

顧問契約解除の議案を上程する3つの管理組合さんのうち1つはつぶやき主の方から顧問契約を継続しないことを申し入れました。
もうお世話して3年になり、本来の管理組合活動と言うのはどうあるべきかをおおよそご理解いただいたようですし、やはりつぶやき主を雇うとその分費用がかかっちゃうので、“次年度はご自分たちで十分やっていけますよ”という提案を行いました。
しかし、総会では議論百出することでしょう。
「まだまだつぶやき主さんにいてもらわないと、管理会社では信頼できない」って言う意見が出される事は間違いないでしょう。
管理会社さんの回答に興味津々です。

もう1つは、これもつぶやき主の方から継続をお断りしました。
詳しくはつぶやけませんが、暴走理事の行為を理事会で承認しちゃって、つぶやき主のアドバイスや方針が全く反古にされた、ということになり、退かざるを得なくなったものです。
この管理組合さんにはつぶやき主がどうしても必要なのですが、残念ながら解除を申し入れたものです。
有難いことに理事長様や副理事長様からはご熱心に慰留されましたが、お断りをせざるを得ないという判断は覆せませんでした。
この管理組合さんの総会は紛糾する事でしょう。
「何故つぶやき主さんが顧問を降りたんだ?」「理事会の判断や進め方はおかしかったんじゃないか?」と言う意見が出されそうです。
心配していますが、どうしようもありません。
とても責任感のある理事長さんなので忍びないのですが、何とか乗り切ってほしいものです。

そして最後の管理組合さんだけが、管理組合さんの方から次年度は顧問継続をしないというご連絡をいただきました。総会で顧問契約を継続しないっていう事を報告事項として上程するようです。
“へっ、何で?何故だかわかんない?”って感じです。
いただいた報酬に見合った利益を管理組合さんに還元している自負はあります。
でも、つぶやき主がいると何かマズいことでもあるのかな?って思うようになりました。
こちらも総会で紛糾しなきゃいいなって思っています。

つぶやき主は管理組合のために存在するのに、つぶやき主のために総会が紛糾するのってどうよ?って感じがしないわけでもありませんが、残念ながらどうしようもありません。