マンション管理士の独り言・・・851

「快適な住まい」

10月12日に戸畑の公民館で「快適な住まい」との演目で2時間講演をしなくちゃなりません。
「マンション購入セミナー」や「マンション管理組合セミナー」「マンショントラブル防止法」など分譲マンションに関する事なら、今すぐに一日中でも話せるほど話題には尽きませんが、一戸建てや賃貸アパートを含む「住まい」についてとなると、勉強が必要です。
つぶやき主は、学校卒業後パナホームに約11年勤めていて、その間約60棟の注文住宅を契約しました。その後日鉄ライフ(→新日鉄都市開発→新日鉄興和不動産)に勤務し、そこでは主としてマンション販売~販売センター長を勤めましたが、建売住宅なども10棟くらい販売しています。
「住まい」に関しての仕事を、もう35年くらいやっているベテランです。

「快適」ということについて考えています。
「快適」というのはあくまでその人の心の持ちようであって、自分には「快適」であっても、他人にとっては「快適」ではないということもあります。
お酒を飲んでいる二人がいます。
傍から見れば美味しそうに和気あいあいの宴に見えます。
ところが一方はベラベラと喋りっぱなし。もう一人は黙って聞いている。なんていう場合は、一方的に話している方は“全部話せて気分が晴れた!いい酒だった”って感じでしょうが、話(=愚痴)を聞かされた方は、たまったものではありません。
“なんで金出してお前の愚痴を延々と聞かされなきゃならないんだ。不味い酒だった”です。

本人は“いい歌だ。リラックスできる”と思っている歌でも他人からすれば騒音以外の何物でもないという場合だってよくあります。

「快適」でない場合は、少なからずストレスを感じています。
しかしこのストレスがさらに難しい。ストレスがない=快適かというとそう単純なものでもないようですが、一般的にはストレスがない=快適としてとらえなきゃ、話が進みません。またストレスを全くなくすなんてことは不可能だし、適度なストレスが体にいい効果をもたらすってこともあるようです。
有名な話では、水泳の北島選手の場合、練習で溜まった筋肉的な疲労(=これもストレス)を完全に消し去るより、少し疲労(=ストレス)気味状態の方が、いい記録が出せていたようです。

「快適は住まい」について考えていて、ストレスを少なくする住まいにたどり着き、ではどうすればストレスを少なくすることが出来るのかで悩み、その挙句にストレスがたまっていきます。

スマートフォン普及により、より強い電波を発信する必要があり、強い電波の影響がテレビ受信にでているようです。テレビをアンテナ受信しているところへはTVアンテナにフィルターを付けるなどの対策が必要です
総務省が主導しその対策を講じています。山口の方では、すでに始まっており一般社団法人ナンタラカンタラ?が無償でフィルターを取り付けてくれます。
決して変な法人さんではありませんので、協力してあげてください。