マンション管理士の独り言・・・288

「ブランシェ企救丘、内覧会始まる」

ブランシェ企救丘の内覧会が始まりました。
早速、昨日同行してきました。本日も同行します。
そして昨日の感想ですが、専有部分(住戸内)の仕上げは、全般的に良好だと感じました。隣の住戸との界壁の仕上げも最近良く見られるような、打ちっぱなしのコンクリートの上に直接クロスを貼る仕上げではなくて、コンクリートの上に木枠を組み、石膏ボードを貼りその上にクロスという手の込んだ仕上げになっています。
この工法だと、何よりきれいに仕上がるとともに、界壁の厚みが確保できるので遮音性向上も期待できるし、またコンクリートの木枠の間に空気層ができますので、断熱性も良くなると考えます。

そして、浴室上部には断熱材がしっかり入っています。
多くのマンションでは、接する部屋が居室の場合だけに断熱材を入れるのですが、ここでは隣が洗面所であってもトイレであっても断熱材を入れるようです。
目に見えないところにも心配りがあって、感心させられました。
「隣が居室なのに断熱材が入っていませんよ」と注意したら、「うちはこれが標準です」といわれた、どっかの売主とは大違いです。

また、内覧会中に暗くなってもお客様に検査していただけるように、竹竿ライトもしっかり準備されていました。
当たり前と言えば当たり前ですが、最近はこれさえ用意していない業者さんがあるので、ちょっと新鮮な感じがしました。

検査にはたっぷり2時間半かかりましたが、熊谷組のかたが最初から最後までお付き合いいただいた点も好印象です。
嫌な事やキツイ事言いましたが、お付き合いいただきまして有難うございました。

良い事ばかりかというと、残念ながらそうでもありません。
内覧会時期が早すぎます。
233戸という沢山の戸数があるので、長い期間にわたって、(つぶやき主は24日まで同行します)内覧会を実施しなければならないのは理解できますが、エントランスや外構がまだほとんど出来ていません。
それらの工事の真っ最中で、ちょっと足を踏み外せば靴が泥だらけになる感じです。
購入者はただ単に自分の部屋の出来栄えだけを見に来るのではなく、これから住まう事になるマンションのエントランスや外構などをはじめ共用部分にも興味を持って内覧会に望まれています。
はっきり言って、内覧会の時期が半月は早過ぎます。
エントランスや外構など共用部分がほとんど完成してから、短期に集中して内覧会を実施するべきだと思います。

何なら、つぶやき主が「購入者に好印象を与える内覧会」をコーディネイトしましょうか?
今回も忘れずに会社の宣伝出来ました ◎◎◎!