「最近のパンフレット」
以前のパンフレットにはあったもので、最近のパンフレットではあまりお見かけしなくなったものがいくつかあります。
まずは、床コンクリートの厚さ表示。
置き床工法であるとの表示は見かけますが、コンクリートの厚みについては記載がない場合が多いようです。
階下への遮音性能はコンクリートの厚みに比例するので、つぶやき主なんかは必ず知りたいのですが・・・。
続いて、隣戸との界壁のコンクリート厚。
これを表示しているマンションは最近ではほとんどありません。これも是非知りたい情報なのですが・・・。
極めつけが、消費税表示。
さすがに売買契約書には消費税の表示はありますが、価格表には記載がありません。
ですから土地代金を除いた建物の価格が不明です。
建物価格がわからないので、設備・仕様などに比べて坪単価が適正なのかどうか判断付きません。
しかしそこはマンションの専門家です、一般の方には不明でしょうが、つぶやき主はわかっています。
代表的なものは以下の通りです。
①ポレスターリーモ (免震工法) ㎡単価 273,700円
②ネクスタージュ高見七条弐番館(免震工法) 253,600円
③サンパーク中井Ⅱ 213,800円
④アーティックスグランクリュ高峰 224,100円
⑤オークランド城内公園通り 342,600円
⑥リヴィエール浅川学園通り 251,500円
⑦アーティックス下到津グランレスタ 228,600円
⑧アーティックス小倉グランゲート 255,800円
最近のパンフレットは、構造や性能等よりもデザインやイメージ先行的なものが多いような気がします。
構造とか設備よりも、“こんな生活がしてみたいと思わせるようなもの”、“購入意欲を掻き立てるようなもの”が流行っています。
居住する上で、本当に大切な情報を記載するのが、本来のパンフレットの役割だと思っています。
購入者もきらびやかなパンフレットにばかり目が行って、本当に大事な情報を見落としちゃダメですよ。
本日配布のリビング北九州の1面につぶやき主がマンションの専門家として載っています。
取材に来られた記者のかたにベラベラと脈絡なく話しましたが、さすがにプロですね、キレイな文章にまとまっています。
その記者の方も「目からウロコ」の話がいっぱいだったようで、「マンション購入する時は、絶対プロのアドバイスを受けます」と言われてました。
「実物の方が写真より数段良い、ということも記事にして」、と言いましたが、「それは口コミということで」とヤンワリ逃げられました。逃げ方もプロ!!