マンション管理士の独り言・・・431

「竣工前見学会」

昨日(19日)は、つぶやき主が代表を務める北九州マンション管理支援機構の「マンション管理セミナー」がウェル戸畑で開催されました。
つぶやき主も“隣の規約が気にならない?”と言うテーマで、最新のいろいろな管理規約のお話をさせていただきました。
練習では1時間10分くらいかかっていましたが、本番では1時間3分程度で話し終えちゃいました。
なるべくゆっくり話そうと心掛けているのですが、ついつい早口になってしまいます。
もっと練習して場馴れしなくちゃ、です。

しかし、セミナー終了後のアンケートではほとんどすべてが“とても良かった”です。
これ、本当の話です。その証拠に常連さんもかなりできました。
セミナー後の無料相談会でも、列を作って相談者が並ぶほどです。
大盛況のセミナーでした。

お世話しているマンションの横に西鉄さんがシルバーマンションを建築しました。
建築基準法に合致している以上、「そんな建物は建てさせない」なんてできるわけありませんが、管理組合を代表して、何度も打ち合わせを行い、工事期間中の安全確保や騒音対策などについて事前に協定書を結びました。

その中の1項目に、「シルバーマンションが竣工すれば、そのマンションのうち、お世話しているマンションに1番近づいている住戸からお世話マンションがどのように見えるのかを実際の住戸から見せてほしい」という一文を入れていました。
その見学会が25日に実施されます。
西鉄さんは約束を反故にしません。流石です。
自分の住戸がシルバーマンション側からどのように見えるのかを確認できれば、それなりの対策も講じることが出来ます。

マンションと言うのは便利のいい場所に建っていてこそマンションですから、近接地にマンションや大きなビルが建つことが予想されます。
その時に事業主に対して管理組合としてキチンと、安全や騒音、振動、ホコリなどの対策を講じていただくように要求しなければなりません。
協定書も必要です。
“こんなこともマンション管理士の仕事なの?”って聞かれればおそらく違うでしょうが、“キャシャーンがやらねば、誰がやる”といってもお若い方は何のことかわかんないでしょうね。

近隣にマンションや大きなビルが建つことになって近隣説明会を開催させてほしいって、申しこまれた理事長さんがいたら、つぶやき主がご相談に乗りますよ。