「集会室と管理組合ポスト」
この2つは、どうしても管理組合に必要なものです。
集会室がないと、総会はもちろん理事会やちょっとした説明会を開催するのにとても不便です。
集会室がないので、仕方ないから理事長のお宅で開催してるなんてマンションは結構あります。
自分の家に皆が集まるので、理事長だけは『絶対イヤだ』なんて話も聞きます。
また、寒い中エントランスホールで立ったまま総会を開催してるマンションなんかも見かけます。
参加者が集まるわけありませんし、議案だって大した審議も行われることなく、承認されていくことでしょう。
近くに市民センターやいこいの家があっても、予約する手間ひまがかかり、また日曜は閉館していたり、鍵の手配なんかでなかなか思った日に開催できません。
先日開催した臨時総会では、いこいの家の管理員さんが時間に遅れちゃって、寒空の中大変な目にあいました。
また、市民センターなどの予約次第で開催日が決定されるので、出席者が少なくなったりします。
売主さんは、集会室を造るよりその分を住戸として売った方が利益になるなんて考えますが、集会所がないマンションは住んでから以降の管理組合活動がとても大変だという事をお分かりいただきたいものです。
最近は集会所の代わりに広いエントランスホールをその代替えとするようなマンションも見られますが、吹き抜けでだだっ広いと、寒かったり暑かったりしますので、空調設備と折りたたみ椅子は必須かな、です。
もう一つ必要なのが、管理組合ポストです。
北九州市建築局住宅計画課では来春早々市内のマンションへ「マンション実態調査アンケート」を実施します。
つぶやき主もこのアンケート項目や実施手順などについて住宅計画課さんと一緒になって打ち合わせを行っています。
そこで問題となってくるのがアンケートの送り先です。管理組合ポストがないと配達先をどこにするかについて、とても頭をひねります。
○○管理組合理事長様、では配達する郵便局の人が困ってしまいます。
誰が理事長なのかわかんないし、またそのマンションに住む人に聞いて、理事長を探し当てて配達してくれるなんてわけありません。
○○管理組合御中でも同様です。
管理組合ポストがあれば、そこに入れてくれるのでしょうが、ポストがなけりゃ、宛先不明で戻って来ちゃいます。
福岡市で一昨年実施したマンションアンケートでは8割のマンションに到達したようです。
つぶやき主の予想では北九州市では到達率8割を大きく下回りそうな気がしてなりません。そして、そのような配達物が到達されないマンションの方が、多くの問題を抱えていると考えられます。到達率を上げるように知恵の出しどころです。
売主さんは必ず管理組合ポストを設置して下さい。
また、まだ管理組合ポストのない管理組合さんは管理組合ポストを早急に設置しましょう。
小さな声でつぶやいてなんていられません。“管理組合ポストを設置しましょう！！”
声を大にして言います。