マンション管理士の独り言・・・626

「社会貢献」

昨年末、つぶやき主が代表を務める北九州マンション管理支援機構が、北九州市の「いのちをつなぐネットワーク」から表彰を受けました。
鼻の形が“エコ”ってなってるお人形もいただきました。
分譲マンションでの高齢者の見守りには何と言っても管理員さんが一番情報を持っていますし、また管理員さんの協力なくしては見守り何て出来っこありません。
「いのちをつなぐネットワーク」でも管理員さんの重要性は分かっていたものの、そのアプローチ方法がわからないようでした。
それをつぶやき主が橋渡しをしました。
管理員さんの雇い主である日本ハウズイング、合人社計画研究所、日本エスエム、サンエージェンシー、などの管理会社さんへ連絡して「いのちネット」担当者へ会ってもらう段取りを付けました。今ではこれらのうちの多くが主旨に賛同しネットワーク協力企業になっています。

さらに、シルバー人材センターさんからご依頼の“マンション管理員講習”で「いのちネット」担当者へ1コマ講義を受け持ってもらい、未来の管理員さんへ「いのちをつなぐネットワーク」の重要性を理解してもらうような仕組みも作りました。
この辺りが評価されたのでエコ鼻人形ゲットです。

同じく社会貢献では、分譲マンションの住民を一人でも多く町内会へ加入してもらおうという取り組みも行っています。
顧問になった管理組合さんでまだ町内会へ加入していない所へは積極的に町内会設立~加入へと導いています。
自治連合会長へお会いして新規加入の際の段取りや役割を確認して理事会決議を経て町内会参加者の募集へと進みます。
“町内会に入ったら、町内会費の徴収や役員にさせられていろんな会合へ参加しなきゃならないから”と腰が引けている方に対しては“つぶやき主が当面は町内会長代行をしますから負担無いですよ”と広報です。
実際に新築時からお世話している管理組合さんではもう5年以上町内会長代行をやっています。
補助金を利用して防犯灯も沢山設置していますので、その辺りでは夜間の犯罪率も減ったものと自負しています。
最高裁の判例で町内会への参加を義務付けるわけには行きませんからあくまで、“是非参加してください”っていうスタンスです。
その結果、小倉北区の約70世帯のマンションではたった2人、八幡西区の約20世帯マンションではたった1人という寂しい参加者です。
募集掲示に至るまでに何度も自治連合会長へ足を運び、打ち合わせを行った結果がこの数字です。
これではマンション単位での「隣組」設立は無理ですので、参加希望者へは個別に参加してくださいってお話しします。
徒労でした。どっと疲れが出ます。金麦が進みます。

今度の土曜(14日)11:00~商工貿易会館で開催の不動産フェア―で講師を務めます。
「入場無料、金麦不要」聞きにおいでください。