マンション管理士の独り言・・・1036

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「グランドメゾン ガーデンシティ小倉」

昨日小倉駅横に出来ている「グランドメゾン ガーデンシティ小倉」内覧会に同行してきました。
何と一日で4住戸です。売主積水ハウス、建設会社が竹中工務店とビッグネーム2社ですので心ウキウキで同行させていただきました。
ここの販売センター長はつぶやき主が販売センター長時代からお付き合いのある人なので、昔ばなしにも花が咲きました。

「グランドメゾン ガーデンシティ小倉」は、免震構造+制震構造というハイブリッドな建物です。
基本は鉄筋コンクリート(RC造)ですが、一部柱にはCFT(コンクリート充填交換構造)が採用されています。
CFT(コンクリート充填交換構造)とは、簡単に言えば鉄パイプにコンクリートを詰め込んで圧縮強度を持たせるというものです。
鉄筋コンクリートに比べて柱断面が少なくてすむという長所があり、その分部屋内に柱の出っ張りが少なくて済むという長所があるようです。

ホテルの様に中廊下になっていますので、角部屋で外部に面するのは2面、中住戸ならば1面しか外部に面しません。
それで、エアコンの室外機のためにバルコニーまで延々エアコンドレン用梁型を作っています。
このデメリットを除けばまるで毎日がホテルライクな生活です。

管理面では大和DCタワーと同様に、管理組合が3つになります。
1つは住宅管理組合。もう一つは「施設(店舗)管理組合」そして「全体管理組合」となります。
重要事項説明書ではそれぞれで管理する部分が図面で色分けされており、責任範囲が一目でわかるように工夫されています。

仕上げ精度に関しては、同行した1級建築士(1級建築施工管理技士も所有)さんが、“流石に竹中さん”と唸るほどしっかりした仕上げとなっていました。

少し気になったのが、庇の出っ張りが多かったので、ハトの溜まり場になる可能性があります。
お住まいになった方は、ハトが寄り付かないように部屋の中から追い立てる作業をしなくちゃです。

住戸検査中は、竹中さんがずっと立ち会ってくれました。ご親切な説明もしていただきありがとうございました。
いろいろと言いましたが、ゴメンナサイ。
手直しよろしくお願いします。